2011年度 第9回 地域研究センター 国際シンポジウム「地域活性化と産業再生」を開催いたしました。

REPORT 活動報告

2011年度 第9回 地域研究センター 国際シンポジウム「地域活性化と産業再生」を開催いたしました。

2012.1.31 国際シンポジウムを開催しました。

2012年1月31日(火)に市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワー26階スカイホールで国際シンポジウム「地域活性化と産業再生」(法政大学地域研究センター主催、日本ベンチャー学会、地域活性学会、法政大学大学院政策創造研究科、法政大学エクステンション・カレッジ)を開催しました。

今回は、スウェーデン、イタリア、ノルウェーおよび仙台市から研究者・専門家をお招きし、それぞれの国および地域における産業政策やクラスター政策について議論しました。

始めに、Bjørn Arne Skogstad氏(Innovasjon Norge、Programleder NCE)が、ノルウェー先進的能力センター(NCE)の役割や目的を話され、そこでのクラスター政策について報告しました。次にGiovanni Solinas氏(モデナ大学教授)は、イタリアの製造業を例に産業集積が変成を遂げている問題について講演し、天野元氏(仙台市経済局産業政策部産業振興課長)は、仙台市で実際に取り組まれた産業プロジェクトについて、今後の展望などにも触れて報告されました。
午後の部では、Björn Asheim 氏(ルンド大学教授)が北欧諸国のイノベーション政策をいくつか挙げ、幅広いイノベーション政策の必要性を講演しました。また、その中で大学がどのように関わっていくのかについてもルンド大学を例にして語られました。

講演後のパネルディスカッションでは、講演者4名の他に森勇治氏(静岡県立大学専任講師)を加え、今回のシンポジウムのテーマについて議論が行われました。また、事前に参加者jから質問票を回収し、議論の題材にしながら進めました。
日本の地域活性化のためには、広い視野で見ていかなくては地域の維持ができないのではないか、諸外国ではどのような方法を取っているのかということを起点とし、地域活性化のために諸外国で行われてきた産業クラスターやクラスター政策あり方が論議されました。最後に、議論のまとめの形で、清成忠男(地域活性学会会長)氏が発言し、講演と議論についてのコメントを述べました。

参加者は約70名、大学および団体・企業に所属されている方々が多く来場され、最後まで熱心に議論していただきました。
当日の開会挨拶は増田壽男総長、閉会挨拶は福田好朗所長が行い、司会を田口博雄専担所員がそれぞれ担当しました。

基調講演

講演者講演テーマ
Bjørn Arne Skogstad
Innovasjon Norge、Programleder NCE
「ノルウェー先進的能力センター (NCE)とクラスター政策」
Giovanni Solinas
モデナ大学教授
「新世紀におけるイタリアの産業集積
衰退VS変成: 理論・事実・政策」
天野元
仙台市経済局産業政策部
産業振興課長
「地域産業政策と産業のクラスタリング」
Björn Asheim
ルンド大学教授
「スウェーデンの地域クラスターとクラスター政策:
北欧の視点からみた比較」
Fiorenza Belussi
パドヴァ大学経済学部教授
「イタリアにおける地域産業政策」