2005年度 第3回 地域研究センター 国際シンポジウム「地域自立のもとでの“クラスター、イノベーション、そして支援体制”」

REPORT 活動報告

2005年度 第3回 地域研究センター 国際シンポジウム「地域自立のもとでの“クラスター、イノベーション、そして支援体制”」

2005.10.28 前年までとは異なり、一日目は「インキュベーションと支援体制」と題して、観客を入れずにクローズドで会議を行いました。

2005年度の国際シンポジウムは、クリスチャン・ソブレン氏(ベルギー・EURADA 事務局長)、ビクトリア・アッペルベ氏(ドイツ・AGIT マーケティング部長)、テレーゼ・ショーロンド氏(スウェーデン・ヨンショーピン・サイエンスパーク事務局長)、志茂武氏(川崎サイエンスパークKSP 取締役)、山田伸顕氏(大田区産業振興協会専務理事)、清成忠男氏(法政大学前総長)による報告、および討議をおこなった。

 前年までとは異なり、一日目は「インキュベーションと支援体制」と題して、観客を入れずにクローズドで会議を行い、志茂氏によるKSP の事例紹介をもとに討議を行い、二日目は、海外からのゲストによる報告、および山田氏と清成氏の報告をもとに、「地域自立のもとでの“クラスター、イノベーション、そして支援体制”」をテーマにシンポジウムを実施した。

 地域経済振興の重要な政策は、新企業のインキュベーションであり、日本でも大学発のベンチャービジネスに対する期待が高まり多額の資金が投入されているが、十分な成果がえられているとはいえない。EU では、国というよりも各地域が連携しながらインキュベーションを促進し、ドイツのアーヘンやスウェーデンのヨンショーピンといった中小都市でも、大学発のインキュベーションがKSPとほとんど変わらない水準で生まれているという。なぜそうしたことが起こるのか。インキュベーションに必要な条件や支援のあり方について議論が行われた。