延世大学校・法政大学地域研究センター 第2回共同学術セミナー

REPORT 活動報告

延世大学校・法政大学地域研究センター 第2回共同学術セミナー

延世大学校との第2回共同学術セミナーを開催しました。

 昨年、韓国・延世大学校地域発展研究所と学術交流協定(MOU)が締結され、相互に共同セミナーを開催することになり、今年は6月1日(火)、ソウル市から2時間ほどの延世大学校原州キャンパスで第2回共同学術セミナーが開催されました。

 本学からは徳安彰地域研究センター所長・常務理事、武藤博己兼担所員・大学院教授、申龍徹大学院准教授、元田宏樹大学院博士課程、兼子修一地域研究センター次長が参加し、交流を深めました。

 今回は延世大研究所の組織変更に伴い、貧困問題国際開発研究院との共同学術セミナーとして開催され、「地域社会の革新と開発」というテーマで、原州キャンパス正義館国際会議室を会場に15時から行われました。冒頭、韓奇洙原州副総長の祝辞、本学徳安彰地域研究センター所長の答辞の後、記念品の交換が行われました。

 セミナーは本学申龍徹准教授の司会で進められました。第1部では、本学の武藤博己教授が「自治体の入札改革」をテーマに、入札制度の現状と課題、その改革の方向性について、元田宏樹大学院生が「生活保護制度のあり方と都市貧困層への運用課題~東京都の事例を中心に~」をテーマに、都市貧困層と公的扶養制度のあり方について、それぞれ研究報告を行いました。討論では延世大学校から柳光秀教授、鄭光秀教授が発言し、報告への質疑を行いました。

 第2部では、延世大学校の安永甲教授が司会を引き継ぎました。発表は、ハン・ソンイル教授が「韓国の非営利組織のサービス革新と財政成果」をテーマに、非営利組織における教育組織の問題について、キム・ソンヒ博士(専任研究員)が「Actor, Institution and Game of Health Care Reform」のテーマで韓国の医療サービス改革の問題について、それぞれ報告が行われました。討論には本学から徳安所長、申准教授が参加し、報告への質疑を行いました。

 今回の通訳は日本からの留学生ら4名の学生が協力し、セミナーの成功に貢献してくれました。今年は延世大学校の温かい持て成しを受け、短時間ながらも両大学の交流と今後の発展の可能性を探ることに有意義なセミナーとすることができました。この成果は報告書として刊行する予定です。

来年度は今回の成果を踏まえ、本学で開催することになります。