【長野県 小布施町】法政大学・小布施町地域創造研究所開所式&記念講演会を行いました

REPORT 活動報告

【長野県 小布施町】法政大学・小布施町地域創造研究所開所式&記念講演会を行いました

7月12日(火)9時45分から、小布施町役場第一会議室にて、法政大学・小布施町地域創造研究所の開所式を行いました。小布施町とは昨年の4月に事業協力協定を締結しており、今回はその具体化としてのもので、小布施町としては、法政大学は3番目の研究機関となるものです。地域研究センターがこうした研究所を立ち上げたのは、小布施町が初めてであり、政策形成と人材育成というソフト面からの地域づくりの取り組みを協働事業として進めていくことになります。

法政大学からは増田壽男総長が出席し、市村良三町長との間で設立協定書に署名しました。開所式は、中嶋聞多教授の趣旨説明の後、協定書への署名、増田総長、市村町長の挨拶、来賓祝辞と続きました。当日は信濃毎日新聞、テレビ局、地元マスコミの取材もあり、記者説明などへの対応を行いました。
既に6年前に東京理科大学が「まちづくり研究所」、その後信州大学が「地域環境研究室」を開設し、小布施町をフィールドとして活動しています。法政大学はそうした中で、この間、現代福祉学部の地域推薦入試(まちづくりチャレンジ入試)の導入、インターンシップ事業での交流などの実績を作ってきました。
法政大学は、これから小布施のユニークな町づくりを研究対象とすることになりますが、まずは実態調査を進めながら、課題を掘り起こし、地域産業クラスターなどの政策研究なども取り上げていくことになります。

締結式に続いて、10時30分から、「地域活性化と大学の役割」をテーマに、岡本義行副所長の記念講演が公民館講堂で行われました。これには、教育委員会、商工会青年部、まちづくり委員会、町民の方など、50名を超える参加者がありました。
町づくり、町おこしでの人材育成の必要性、そこでの大学の関わり方、大学をプレーヤーとして巻き込んでいくことの重要性が強調されました。日本の場合、経済成長力が止まり、地域産業も衰退してきており、地域イノベーションの必要性、地域産業クラスターでの集合的地域材の活用、また、社会人教育の遅れの問題にも触れて、地域活性化の特徴的な課題を取り上げて説明しました。

小布施町は、栗と北斎と花のまちとして、多くの観光客を集め、修景という考え方からまちづくりを進めてきました。今後、地域研究センターとしては、体制を整えながら、研究所を中心に地元での活動を展開します。今年度、文部科学省の補助金事業(5年間)が採択され、小布施町はその研究対象ともなっています。